エクステンションセンター生涯学習課主催の「楽しくスポーツ・健康講座II 楽しい身体活動・健康講座II~体格・体組成と身体活動~」が、10月15日(日)に本学トレーニングセンターで開催され、受講者は18名でした。
始めに、農食環境学群食と健康学類の山口太一准教授(食・健康スポーツ科学研究室)から健康づくりのための講義が実施され、各自の体格・体組成を測定することが、自身の健康状態を知るための簡便かつ有効な方法であるということについて説明されました。そして、実際に受講者全員の体格・体組成や骨密度などを測定し、各測定結果の見方も解説されました。また、我々現代の人々は、戦後間もなく食料が十分確保できなかった時代より、炭水化物やエネルギーの摂取量が少ないにもかかわらず、肥満の割合が増加している現状を話され、明らかな運動不足が要因であることを説明されました。その中で、体を動かす際には、必ずしもハードなトレーニングは必要ではなく、日常において歩く時間や立っている時間を長くすることで十分な運動効果が得られることを説明されました。
次に、学外講師の多賀寿美代先生からバランスボールを使った運動方法が紹介され、受講者全員が実際にバランスボールを使用し、簡単な筋力トレーニングの方法やストレッチングを体験しました。その際、多賀先生からは、姿勢を保持する筋肉をバランスよく鍛えることで、日常生活でも無理なく効率的に体を使うことができるようになることの説明がされ、今回の講座は終了となりました。