2016年2月27日(土)、大学エクステンションセンター主催の家庭菜園講座が大学C1号館101番
教室で開催されました。本学会場には59名が受講し、また、余市町農村活性化センター「メッセ・アップ
ルドリーム」余市サテライト会場で、テレビ会議システムでの同時中継で配信し、20名が受講、合計79
名という多数の受講者となりました。
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阿部茂エクステンションセンター次長の挨拶、講師紹介の後、2名の講師により講義を行いました。
1時限目9:00~10:30「スィートコーン、ジャガイモの栽培管理について」
講師:酪農学園大学 農食環境学群 教授 義平大樹(作物学研究室)
義平教授は、北海道の代表的な野菜であるスィートコーンとジャガイモについて、美味しいものをたくさん
収穫するための栽培方法や生育ステージごとに注意すべき点を解説されました。また、義平教授の講義では、
受講者の方々から事前に質問事項を集めるという初めての試みを行い、それをテキストにも反映し、少しで
も多くの疑問、質問に対応していくという進行で行いました。
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2時限目10:45~12:15「家庭で作る野菜」
講師:酪農学園大学 農食環境学群 教授 岡田正裕(農業科教育研究室)
岡田教授は、「作物が育つ環境が違うことから、栽培書にこだわらず、自分が体験してきた一つの考え方で
育てていくことが大事です」と、菜園の置かれている条件に合う管理を自分で作っていくという家庭菜園の
醍醐味を話されました。そして、作物は自分の力で生長するものであることから、その生長を助ける形の施
肥、潅水などの方法を説明し、「今年も美味しい野菜作りに挑戦してみましょう」とまとめられ、講義を終
了しました。
本学会場、余市サテライト会場の受講者の方々から、実体験に基づく多くの質問が寄せられ、受講者の熱心
さ、意識の高さが感じられた講座となりました。
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2015年度のエクステンションセンター生涯学習課主催の市民公開講座は、この「家庭菜園講座」をもち
まして終了となりました。多数の市民の方々のご参加をいただき、感謝申し上げます。また、2016年度
の市民公開講座にも、多くの市民の皆様の参加をお待ちしております。詳細が決まりましたら、ホームペー
ジでも公表させていただきます。