本学と地方独立行政法人北海道立総合研究機構(道総研)は、これまでも農業や食、環境の分野で共同
研究など連携してきましたが、双方が有する研究シーズや人材などの研究資源を有効活用して、教育や
研究のさらなる充実を図るため、このたび連携・協力に関する協定を締結しました。
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調印式は、1月29日(金)に北海道総合研究プラザ(道総研)において行われ、道総研の丹保憲仁理
事長と本学の竹花一成学長が協定書に署名し、握手を交わしました。
協定では、本学と道総研が、次の事項に連携・協力して取り組むこととしています。
1 研究開発の推進に関する事項
2 人材交流・人材育成に関する事項
3 研究資源の共有に関する事項
4 広報活動等に関する事項
5 その他、本協定の目的遂行のために双方が必要と認める事項
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調印後、丹保理事長は、「大学との協定は7校目となります。黒澤酉蔵氏が創設した私学の雄であり、
卒業生の多い酪農学園大学と一緒に仕事ができるのはありがたいことです。協定締結により、道総研の
すべての研究組織が酪農学園大学と一緒に仕事ができるようになりました。今後、北海道の基幹産業で
ある一次産業に関する研究が充実することを期待します。具体的には、エゾシカやクマの研究や農業ロ
ボットの研究、大学教員を試験場の客員研究員として迎えたり、試験場の研究員が特任教授として大学
の教育研究に関わることなどを想定しています」と述べました。
竹花学長は、「本学は黒澤酉蔵が1933年に創設した酪農義塾を基礎とする大学です。健土健民と三
愛精神を建学の精神とし、2学群5学類で、農業・食・環境・生命を柱とする教育研究を行っています。
食の安全安心や環境の分野で各地の試験場と共同研究や人材交流を行っていますが、協定締結により共
同研究をさらに発展させて、地域産業の活性化に貢献するとともに、教育にも生かしていきたいと思い
ます。また、研究員の博士学位授与などにも協力していきたい」と述べました。
今後は、連携協議会を立ち上げ、交流事業、成果の取りまとめ、広報活動等を取り進めていくことにな
ります。
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