7月25、26日に開催された第2回オープンキャンパスにあわせて、高大連携協定を締結している北海道
清水高等学校(引率教員2名、生徒11名)が来学されました。
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同校とは、2008年2月18日に高大連携協定を締結しており、「環境科学基礎」の一部を担当しておりま
したが、昨年度からは「農業と環境」の一部を担当しております。生物や水質、土壌や植物の調査を共同で
行ってきました。調査活動のみならず、高大連携学習に参加した生徒が、さらに大学に進学し、専門的教育を
学び、再び後輩を指導する「循環型学習」を目指しています。
開講式を終えた後、オープンキャンパスの環境共生学類ブースにおいて、これまでの調査活動の展示発表を
行いました。展示発表後は、各学類の説明やイベント、施設見学に参加。その後、6月に同校に出向き連携
講座を行った循環農学類天野朋子准教授(家畜遺伝学研究室)の指導のもと、DNA解析実験を行いました。
同校環境学習利用地に群生しているイロイヌナズナのサンプル採取を6月に行い、今回はそのサンプルを使用
し、DNA解析を行いました。合宿所に一泊し、再びオープンキャンパスに参加した後、閉講式を行いまし
た。閉講式の中で、今までに経験していないことを体験できた喜びを語り、生徒たちは清水町に戻られました。
<これまでの北海道清水高等学校との高大連携のテーマ>
・平成20年度「環境学習利用地の環境整備と基礎調査」
・平成21年度「環境学習利用地を基礎調査地としたペケレベツ川の自然環境調査」
・平成22年度「ペケレベツ川の水分析調査」
・平成23年度「ニホンザリガニの生息環境調査」
・平成24年度「ニホンザリガニの町 清水町を目指して~農産物のブランド化と自然保護の共生~」
・平成25年度「昔なつかし水路の再生プロジェクト~ニホンザリガニの棲む植生の研究~」
・平成26年度「学びのフィールド」
・平成27年度「植物のDNA解析の概要と環境学習利用地の植物調査(シロイヌナズナの採取)」
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