平成27年度江別市ホルスタインショウ開催 -フィールド教育研究センターの乳牛がジュニアリザーブチャンピオンに選ばれる-
北海道・江別市ホルスタインショウ実行委員会(江別市酪農振興協議会・酪農学園大学・とわの森三愛
高校・江別市)主催の平成27年度江別市ホルスタインショウが7月19日、江別市農村広場で盛大に
開催された。
開会式では、三好昇江別市長(佐々木雄二副市長代読)が「江別市ホルスタインショウは、昭和48年に
“共進会”として酪農振興協議会の人たちのご尽力で始まりました。その歴史を振り返るとき、今年3月
にお亡くなりになった町村農場の町村末吉さんがしのばれます。町村さんの思いが酪農を営んでいる
皆さんの心の中に綿々と引き継がれ、ここ江別市が“酪農のマチ”といわれるようになりました」と語る
とともに「本日のショウを通して皆さまがお互いにしっかりと学び合い、元気に酪農の振興にご尽力して
いただくことを期待しています」と出品者にエールを送られました。
引き続き、酪農学園大学の麻田信二学長代行(小岩政照獣医学群教授代読)が「今年10月、全日本ホ
ルスタイン共進会が北海道安平町で開催されます。本日のショウは、その前哨戦といってもいいと思い
ます。ここから1頭でも多くの乳牛が、全共にコマを進めることを期待しています」とあいさつされました。
今回のショウには江別市内の酪農家21戸(学校2校含む)が出品した愛牛約90頭が全14部に分か
れて出場。審査員は北海道十勝管内清水町の酪農家・大久保大輔さんが担当されました。審査の結果、
グランドチャンピオンには㈱町村農場のマチムラ ルテナ レツドライナー ローザが、ジュニアチャンピオン
には岩田政彦さんのノースドリーム ゴールド エレガント ビスタが選ばれました。酪農学園大学学長賞
にはジュニアチャンピオンを受賞した岩田政彦さんが輝き、とわの森三愛高校の久保木崇教頭から表彰状
とカップが手渡された。
本学も大活躍し、酪農学園フィールド教育研究センターは、未経産ジュニアクラスで2位と4位、未経産
ジュニアミドルクラスで1位、経産4歳クラスで1位をとり、中でも未経産ジュニアミドルクラス1位
となったオークリーク MBB ソフィアはジュニアリザーブチャンピオンに選ばれ、個人総合でも3位
となりました。
また、とわの森三愛高校附属農場も未経産ミドルクラスで1位、未経産シニアクラスで2位と3位、経産
2歳クラスで2位、経産4歳クラスで3位、個人総合2位となりました。
今後、道央祭、全道共進会、全日本共進会での活躍が期待されます。