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掲載日:2015.01.20

カナダ オールズカレッジ派遣留学報告(12月) 加藤 利さん

 こんにちは。あっという間に秋の学期が終わっていまいました。留学生活もラストスパートに突入しそうです。12月初旬は期末テスト続きの上にバイトも忙しくかなりバタバタした毎日を過ごしていました。暇で時間を持て余すより忙しいくらいが丁度良いというのが私のスタンスですが、それでもかなり大変でした。期末テストのことで1つおおきなミスをしてしまいましたが、無事に全ての単位を取得することが出来たので良かったです。テストが12日に全て終わり、旅行に行く21日までの期間は毎日バイトをしていました。私の職場では同僚が次々辞めてしまい、個々の仕事量がとても多くなってしまいとても忙しい日が多くなっています。新しい人がすぐに来てくれればいいのですが、そう思い続けてかれこれ2週間が経ちそうです。忙しいですが、その分期待に応えられるようにマイペースで頑張っていきたいと思います。
冬の旅行は2週間弱で4か所を訪れました。まず始めに夏にお世話になった牧場先に久しぶりに遊びに行きました。親方のデイビットには夏に訪問した際も手違いですれ違いになってしまい、会うことが出来なかったので会うのはカレッジに越してきたぶりでした。深夜バスでエドモントンに到着し、デイビットが迎えに来てくれました。最近の牧場のことや私のカレッジでのことなど話題が尽きず、牧場に到着するまでとても楽しい時間を過ごせました。家に到着すると娘たちが出迎えてくれて、想像していたよりもはるかに大きくなっていた長女と一緒にテレビを観たりして面白かったです。長女のテネシィーは初めて会ったとき、まだハイハイ歩きでしたが、今では走り回り会話も出来るほど大きくなっていました。また牧場は1月中旬にデンバーで行われるショーに向けて準備に追われていました。ちゃんと作業着を準備していったこともあり、日中は牛の写真撮影や移動の手伝いを行いました。夏に働いたことを思い出し、仕事は大変でしたが、楽しい時間になりました。デンバーのショーに向けて飼育してきた牛も私が給餌をしていた牛たちで2回りほど大きくなっていました。ショーに向けて1月5日に牧場を出発するらしいです。デイビットにも一緒に行けたら来てほしかったと言われて嬉しかったですが、1月初旬に新しい学期が始まるので時期的にどうしてもショーの参加は厳しかったです。クリスマスパーティーには大勢の人が集まり、ターキーを食べました。
写真ではなかなか伝わりにくいですが、このターキーがとてつもなく大きかったです。ディズニー映画にでてくるようなサイズでした。食事の後にはカナダ文化だと思いますが、みんなでクリスマス映画を観ました。私にとってクリスマス映画と言われればホームアローンくらいしか浮かびませんでしたが、カナダ人にはかなり多くのバリエーションがあるみたいです。私はエルフとミスタービーンの映画を観ました。また長女から手渡しでクリスマスプレゼントをサプライズで貰い、言葉が出なかったくらい嬉しかったです。アルバータ州で撮影された写真集とブランケットをもらいました。帰国前にもう1度遊びに来ると約束をして、エドモントンまで送ってもらいました。長女のテネシーの次女のセイジの写真です。

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image004 エドモントンでは日本から酪農学園の後輩がイエローナイフの観光ついでに会いに来てくれました。ノープランでしたが、楽しんでくれたみたいだったので良かったです。私の後輩は海外初体験だったので、少しでもカナダの文化に触れて海外に興味を持ってくれたらいいなと思いました。
 その次に2年前にサスカトゥーンで知り合った友達と久々に楽しい時間をモントリオールとケベックシティで過ごしました。私の友達は同じ時期にサスカチュワン大学付属のESL(英語の学校)に通っていました。今はESLを卒業してサスカチュワン大学で勉強をしています。2年前に留学先知り合った人とこのように交流が続くのも留学の良さなのかなと思います。久しぶりに空港で会っても全く懐かしい感じがしないままホテルに向かいました。モントリオールでは観光をメインに毎晩地ビールの美味しいバーを巡りながら過ごしました。その中でも印象に残ったものを紹介していきます。始めにカナダで毎年盛り上がるアイスホッケーのジュニアワールドカップの観戦に行きました。開催地が毎年カナダ国内と海外で交互に行われ、カナダで行われる年に東から西へと開催地が毎回入れ替わります。その中で今年はカナダ国内の都市で開催され、その都市がなんとモントリオールというラッキーに恵まれ観戦をすることができました。私が観戦しに行った試合は27日に行われたカナダVSドイツの試合でした。試合内容は3-0でカナダの圧勝でした。ローカルな試合よりも規模が大きかったためものすごい熱気でした。

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翌日にはダウンタウンを歩きながらショッピングをし、夜にはシルク・ドゥ・ソレイユの2014年最後の30周年記念公演を観に行きました。劇の内容はフランス語だったので雰囲気しか解りませんでしたがものすごい迫力と歌唱力に教会の構造を生かしたライトパフォーマンスが素晴らしかったです。劇の終わりに役の人と写真を撮ることが出来ました。写真と撮ってもらった時も役になりきっているため会話はしませんでしたが、オーラがすごかったです。左は劇中の写真です。
 29日には電車を利用してケベックシティに観光に行きました。この日は風がとてつもなく強くケベック州にも関わらずアルバータ州のような寒さでした。電車で3時間ほど、正午くらい到着し観光通りを歩きながらケベック要塞を目指しました。親方のデイビットにはケベックシティは英語が通じない人ばかりと言われていたので少し不安でしたが、私が話した全ての人は英語も話せる人たちで良かったです。街並みからレストランまで何もかもがフランス風だと思いました。ランチに寄ったカフェも美味しくウェイトレスも親切な人でした。

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ケベックシティの街並み

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ランチのハンバーグと私

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ケベック要塞

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ケベック要塞は現在ホテルとして利用されており残念ながら中に入ることはできませんでした。寒かったですが天気は悪くなかったので良い写真も撮ることができ良かったです。30日にはダウンタウンと逆方面にある観光地を歩きました。その中でも1つの目的地だったノートルダム大聖堂は神秘的でとても素晴らしかったです。お昼過ぎに訪れると混むという情報を手に入れていたので、疲れていましたが早起きをして早めに訪れました。教会にも関わらず入場料がかかりますがそれ以上の価値があると思います。モントリオールではかなり定番の観光地ですがかなりおすすめできる場所でした。写真は教会内です。年末から年越しにかけては私の友人の知り合いの家で行われたパーティに参加させて頂きました。初対面にも関わらず気さくですごく親切で、写真に載っている全ての人が日本に留学経験があり、多国籍でいろんな言葉が飛び交っていました。4か国語以上話せる人がほとんどであり、楽しい話をしながらとても刺激を受け、濃い時間を過ごせました。

image012 そのまま睡眠を取らずに、朝7時の飛行機でカルガリーに向かいました。かなり余裕をもって空港に到着したにもかかわらず、カウンターや検問所など全ての場所がものすごく混んでおり出発ギリギリの搭乗でした。新年早々大変な目に合いましたが無事に搭乗出来てよかったです。カルガリーではバンクーバーに行っていた木村君と合流し、観光とショッピングを楽しみました。カルガリーには何回も訪れたことがありましたが、カルガリータワーの展望台に行ったのは今回が初めてでした。吹雪いていたので少し空が暗かったですが夜景を見ることが出来てよかったです。
 長いようで短かった私の冬休みも終わってしまい、1月5日からカレッジで講義が始まります。就職活動の関係で予定よりも早く帰国する可能性がある私には残り僅かな時間しかないのでラストスパートしっかり取り組んでいきたいと思います。1月はカレッジのバドミントントーナメントとバイトに講義とかなり忙しくなりそうです。体調だけ崩さないように充実した毎日を送りたいと思います。

酪農学園大学社会連携センター(2015.01.20)|国際交流, 現地レポート(留学)

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