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掲載日:2015.01.15

カナダ オールズカレッジ派遣留学報告(7月) 加藤 利さん

牧場生活も残り一ヶ月となってしまいました。最近は毎日かなり忙しく、クタクタになっては熟睡する毎日を繰り返しています。
7月の大きな行事は受精卵採取とロデオ牛の焼印&ワクチン接種でした。7月の1週目にホルモン注射をした牛をトラックで運び受精卵採取を行いました。牧場から車で2時間くらいだったのですが、なんと場所がオールズカレッジに非常に近かったです。カレッジを通り過ぎた時、牧場生活前に1週間ほどカレッジに滞在していたのでなんとも不思議な気持ちになりました。
同時にカレッジでの勉強が始まるという実感も湧いてきました。受精卵採取はデイビットの父であるハウイと一緒に行ったのですが、前回採取をした時は今回と同じ牛から14個受精卵が採取できたと聞いてかなり驚きました。「たけるはラッキーボーイだから今回はかなり採取できると思う」なんて冗談も言われてかなりプレッシャーでしたが、なんと今回は22個も受精卵が採取でき、あまりの多さに驚きました。
後半には近所で飼育しているロデオ牛の焼印とワクチン接種の手伝いにディビッドと行きました。ロデオ牛は今まで見たことがなかったのですが、もはや牛ではないという感じです。動きが俊敏かつ獰猛過ぎて手がつけられませんでした。放牧地というよりもフィールドと森のようなかなり自然に近い形の中で飼育しているので、まず牛たちを柵に追い込むとこからスタートするのですが、この時点から驚かされる出来事ばかりでした。
人だけでは牛が向かってきて危険極まりなく、車で追い込むにも牛がタックルしてどうしようもないので、なんと乗馬で鞭を片手に追い込みます。
近所の人が応援に集まっており5人のカウボーイがいました。この時点でも驚きましたが囲いに牛たちを追い込んでからがさらなる驚きの連続でした。まず柵が2mほどあるのですが近づきすぎて追い込みすぎるとなんと柵を飛び越えます。さらに人が一列に並んで徐々に迫って行っても、遠慮なく向かってくるので子牛が相手でも壁が維持できません。
最終的に写真のように一定の距離を保ちつつ、なんと投げ縄で一頭ずつ捕獲するというなんともワイルドでカナダっぽい方法でした。和牛やホルスタインみたいにゆっくりと歩いて反芻しているということがロデオ牛には全くなかったです。1頭ずつ焼印とワクチン接種を終えた後は、成牛は投げ縄ではどうにもならないので囲いに追い込んでからワクチン接種を行いました。久々に、危機感で胸がいっぱいになる出来事でしたがほんとに良い経験ができたと思います。
残り一ヶ月という実感がまだまだ湧かないですが、一生懸命最後まで頑張ります。

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