酪農学園大学社会連携センター アーカイブサイト > 全件 > 国際交流 > カナダ オールズカレッジ派遣留学報告(5月) 加藤 利さん

Topics

掲載日:2015.01.14

カナダ オールズカレッジ派遣留学報告(5月) 加藤 利さん

 牧場での実習が始まってからあっという間に1ヶ月が経とうとしています。毎日新しい作業をするため、とても刺激を受けながら毎日過ごしています。こちらは日本に比べて暖かくなるのが遅く、ようやく暖かくなってきましたが、まだまだ日中と夜の気温差がものすごく、カナダっぽい気候が続いています。ここ最近は晴れていたのですが3日前ほどから雨の日が少々あり、芝と牧草がものすごい勢いで伸び始めています。
 仕事にもだいぶ慣れてきました。内容は日によってやることが毎日違いますが、朝と夕方の給餌の作業は固定で行っています。給餌の作業の間の時間が天候や行事によって作業が異なりますが、冬用の牛舎掃除、芝刈り、親方の奥さんが今年から始めた農作物のグリーンハウス作り、農作物の販売に使う予定のショップの塗装などがこの1ヶ月でおこなった作業です。給餌はいつも一人で行い、その日ごとの作業は親方と行うこともあれば親方の姉妹、父、奥さんといろいろな人と仕事をすることが多いので楽しいです。きっちり毎日この時間に休憩をとり、この時間に切り上げるといったような堅苦しい感じではないのはやはりカナダという感じがします。
 私が実習をしているNorthline Angus は育成牛をメインに種牛や受精卵の販売も行っております。最近ではインターネットでの販売を始めとし、来年には農作物の販売も計画しており、今年はいろいろと新しいことをスタートする年だそうです。作業的にはすべてが牛に関わることではないですが、新しいことにチャレンジするのは本当に楽しいことだと最近すごく実感しています。私は家が酪農家ではないのであまり実践的な知識はありません。だからこそ毎日いろいろな発見があり、講義で学んだことを結びつくことが多々あります。ホームステイを想像していましたが、今はキャンピングカーに住んでおり、自炊も行っています。まさかカナダにきてキャンピングカーで暮らすことになるなんて思わなかったですが、実家暮らしだった私には刺激的で楽しんでいます。
 まだまだ気温の寒暖差が激しいので体調だけ崩さないように頑張りたいです。6月にはちいさなショーなどの行事がたくさんありそうなので楽しみながらいろいろと学んでいきたいです。

image (6)image (8)image (9)

酪農学園大学社会連携センター(2015.01.14)|国際交流, 現地レポート(留学)

このページのTOPへ戻る