2019年2月13日(水)に札幌学院大学にて開催された「えべつ未来づくり学生コンペティション」において、本学の環境GIS研究室が提案した「誰一人取り残さないSDGsハザードマップ」が特別賞を受賞しました。
この学生コンペティションは「協働のまちづくり」を推進するとともに、学生や大学の力をまちづくりに活かすために開催されており、江別市の総合計画で定めた重点的・集中的に取り組むえべつ未来戦略の4つのテーマに関連した活動、取り組みについて、学生からの自由な発想に基づくアイデアを募集することを目的としています。包括連携協定を締結している江別市、江別市内4大学、江別市商工会議所に北海道中小企業家同友会札幌支部江別会が加わり実行委員会を結成し、運営しています。
本学からは4チームが参加し、「0円料理教室で地元食材を発信」「生ごみの資源化で地域農業を活性化!循環型社会の実現に向けて」「Come Back エベっ子~ふるさと江別を創る~」というテーマのもと、多種多様な切り口からよりよいまちづくりに向けてプレゼンされました。
特別賞を受賞した「誰一人取り残さないSDGsハザードマップ」では実際に台風や地震が来た時に身の安全を守るためには平常時に行う準備が重要であるとして、倒木や道路断裂の可能性や給水地などの詳細な情報を組み込んだハザードマップの作成についてプレゼンされました。また、「誰一人取り残さない」というSDGsの理念のもと車いすの方やお年寄り、外国の方に向けたバリアフリーや多言語の要素も組み込まれていることが大きな特徴の1つとなっていました。
今回のえべつ未来づくり学生コンペティションについて江別市の三好昇市長は「本イベントを開催するごとにアイデアのレベルが上がっている。」と話され、北海道中小企業家同友会札幌支部江別地区会の清水誓幸会長は「本当に起業してもらいたい。」と学生たちを絶賛されました。