国際交流課は12月11日(火)、本学キャリアセンターと(株)リクルートキャリアの協力のもと、「留学×キャリア」イベントを開催しました。このイベントは、低学年からキャリアについて考えてもらうことや、留学した経験をどうキャリアに活かすかということをテーマに実施しました。
まず、(株)リクルートキャリアの長田唯紀氏から、低学年からのキャリアについてお話がありました。キャリアとは何か、自分の軸を磨くために、自分を知ること、社会と他者を知ること、出来ることを増やすことが、将来の選択肢を広げ、自分の強みを伸ばすことになると話されました。
次に、国際交流課から、本学の留学のプログラムや、トビタテ!留学JAPANの制度についての案内をしました。
最後に、2017年9月から1年間、トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラムで留学した獣医学類3年の前田沙優里さんが、体験談を報告しました。前田さんは、カナダのサスカチュワン大学において約10カ月間、語学研修と獣医学部繁殖学研究室での研究活動を行い、その後、ガーナの動物病院で1カ月間のインターシップを行いました。報告の中で述べられた「留学とは『“いま”を全部捨てる経験、自分に投資する勇気』である」という言葉が印象的でした。
前田さんは11月10日に行われたトビタテ!留学JAPAN留学体験発表会(北海道会場)で優良賞を取り、イベントの冒頭では金子社会連携センター長より賞状が授与されました。今後は、全国7か所からの選抜者による代表発表会(2月、東京)に参加する予定です。
今回のイベントに参加した学生からは、なんとなく留学に興味はあったが、話を聞いて在学中に留学したいと思うようになったとの意見が多くありました。具体的に留学や自分のキャリアについて考えるきっかけとなり、留学で得られるものの大きさを知ることができたイベントとなりました。