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掲載日:2018.11.22

タイ王国 カセサート大学交換留学報告 10月

獣医学類5年 原田優作

 エビ部門と魚部門に分かれており、1週目はエビについて、2週目は魚について学習しました。各部門でのスケジュールは同じで、以下のような流れでした。

Day1 : 解剖生理、養殖技術、適切な飼養管理等
Day2 : 解剖生理、養殖技術、適切な使用管理等
Day3 : 実際に養殖場での調査を行い、必要なサンプルを大学に持ち帰って、剖検やPCRを用いた検査
Day4 : 調査した養殖場における診断をプレゼンテーション
Day5 : 個々に与えられた課題についてのプレゼンテーション

 養殖場では水質の検査や魚やエビの身体検査・採血等を実際に行いましたが、ウシやイヌと同じように魚においてもBCSや呼吸数をカウントすることに驚きました。

金魚の養殖場にて

「雌雄判別」
胸鰭の質感と腹部の硬さや形により
判別します。メスは胸鰭がなめらかで、
腹部が柔らかく丸みを帯びているのが特徴です。

「アイス君」
グループのムードメーカーです。
彼とくだらない話をして盛り上がるのが
毎日のお楽しみのひとつでした。


 また、サンプリングや検査に必要な道具は学生だけで決め、もし道具の不備がある場合は、減点対象となります。この実習では、準備から診断、さらにパワーポイントによる報告という獣医師が実際に行う過程を学生だけで行うのでかなりハードでしたが、グループのメンバーと話し合いながら進めていくので、単純な知識面だけでなくチームワーク等も磨くことができたのではないかと思います。
 
・週末の過ごし方について
 KUも基本的には日本と同じで土日が休みです。私がこちらに来てから2か月が経過しましたが、バンコク、アユタヤ、パタヤ、チェンマイなどタイ国内のいろいろな観光地を訪れました。タイの学生が交通手段やホテルの予約に関してサポートしてくれるのでたくさんの場所を効率よく、また観光客はあまり知らないスポット等にも訪れることができました。

BANGKOK
 バンコクはカンペンセンキャンパスからパブリックバンを使って1時間半程度で移動でき、運賃も80バーツとかなり安いので、日帰りできます。バンコクには3大寺院といわれるワットプラケオ・ワットポー・ワットアルンをはじめとする寺院めぐりとJJマーケットやサイアム地区での買い物がメインになりますが、スネークファームやズシット動物園、クレット島なども訪れました。ワットポーの寝釈迦などはかなり迫力がありました。

「ワットポー」
寝釈迦の大きさは全長46m、
足の裏だけでも5mあり、大迫力でした。

「クレット島」
チャオプラヤ川の三角州にあたる島で、
バンコク市街からは少し離れた静かな場所にあります。
ガイドブックにもあまり乗っていないので
外国人観光客の姿はほとんど見かけません。
島で売っている焼き菓子がとてもおいしかったです。


CHIANG MAI
 チェンマイ旅行でも寺院やマーケット巡りがメインでしたが、バンコクよりもおしゃれで落ち着いた雰囲気でした。チェンマイではその他に、ラフティングをしたりナイトサファリに行ったりと様々なアクティビティを楽しみました。ナイトサファリで行われているタイガーショーは、日本でそのようなショーを見たことがなかったので特に印象的でした。

「クイーンシリ・キット植物園」
チェンマイには美しい庭園がたくさんあり、
それぞれ個性的であり規模も大きくて感動できでした。

「ラフティング」
かなり激しいポイントがあり、
何度も川に投げ出されましたが、
とても楽しかったです。






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