
掲載日:2017.10.04
生活協同組合コープさっぽろと包括連携と協力に関する協定を締結
本学と生活協同組合コープさっぽろ(以下コープさっぽろ)は、環境教育と食育をベースとした地域社会の発展を目指し、包括連携協定と協力に関する協定を締結しました。9月21日(木)にコープさっぽろ発寒本部において締結式が行われ、本学竹花一成学長とコープさっぽろ大見英明理事長が協定書に署名しました。
今後は、この協定に基づき、「環境」及び「食」に関する事項について互いに連携協力していきます。
(左から)本学金子正美教授・竹花一成学長、コープさっぽろ大見英明理事長・対馬慶貞事業本部長
竹花学長は「本学はこれまで環境分野を中心にコープさっぽろ様と連携して来ましたが、今回の協定により新たに『食』を加え、『環境』と『食』の二本柱で連携を進め、学生教育や地域社会の発展に努めていきたいと考えております。両者がつながることで、これまでにない素晴らしい活動が展開されると思います」と述べました。
大見理事長は「コープさっぽろは、江別市内のエコセンター内に、組合員とその子弟向けの教育施設『トドックエコステーション』を開設します。そこに近く、これまでの縁もある酪農学園大学さんと、環境だけでなく食そのものの提携を深めていきたいと思います。多岐に渡る分野での取り組みを進化させたいと考えておりますので、どうぞご期待ください」と述べました。
本学エクステンションセンター所長の金子正美教授は「『環境』と『食』の二本柱のうち、『環境』分野では、円山動物園での環境教育や、環境を学ぶ旅『ボルネオツアー』に今後も積極的に参画していきます。『食』分野では、市民向けの食育講座や、災害時にガスを使わないエコクッキングなどを通して、地域住民への食の教育を行っていきたいと思います」と述べました。
コープさっぽろの対馬慶貞事業本部長は「環境教育をいかに地域の方々に伝えていくかを、これから議論します。体験を通じて環境や食を学ぶプログラムを実施し、おいしい食を提供するだけでなく、それがどう作られてどう廃棄されているか、その循環を伝えたいと思います」と述べました。