
掲載日:2017.02.13
フィンドレー大学ベケット奨学金留学報告書(1月)
獣医3年 笠島総司
新年を迎え、1ヶ月が経ちました。今年はフィンドレーの雪が少なく、例年よりも暖かい日々を過ごしています。今月は授業が始まった後よりも12月から続いていたホームステイの記憶が印象的でした。
2017年度元旦の午前中にはステイ先の家族と街中の公園でアイススケートをしました。私は子供の頃一度やったきりで上手に出来るか不安でしたが、何とか人並みに滑ることができました。午後はロックンロールの殿堂「Hall of Fame」に行きました。ロックの歴史や歴代ミュージシャン達の事について様々なことが展示されており、時代を超えた音楽を鑑賞している気持ちになりました。自身バンドは組んでいてもミュージシャンに関する知識はなかったので、記載されている内容を殆ど理解することは出来ませんでしたが、好きなバンドを新しく見つけるなどして楽しく過ごしました。2日には様々な宗教の教会が密集しているクリーブランドの一角トレモントに行きました。教会の隣に教会、その向かいに教会、交差点を渡っても教会と、聞いていた以上に教会が集まっており、本当に驚きました。機会があれば、一度この地域について調べてみたいと思います。4日には地元のマーケットに行きました。寒い気候のせいか日本の市場とは異なり完全室内だったのですが、規模がテニスコート三面程の中に種類が豊富な肉とチーズ、パンがあり、アメリカの食事情の発端を知る事が出来たのではと思います。また、この日は私の誕生日だったので、誕生日パーティーをして頂きました。誕生日ケーキを皆で食べながら、アメリカで流行っている映画を家族で見るなどして、ゆったり過ごしました。
クリーブランド内のアイススケート場
Hall of Fameの入り口。真ん中が私です。
Fame内にあったThe Beatlesのドラムセット
トレモントにあった教会の内の一つです。
トレモントにあった教会の内の一つです。
街の郊外にあったクリーブランドのロゴと撮りました。
クリーブランド内のマーケット
誕生日ケーキ。10+6+7=23歳だそうです。
誕生日のディナー。街中のレストランです。
授業が始まってからも幾つかのイベントに参加しました。2週目はCultural Activityの一貫で、地元の高校生とconversationを行いました。内容は自国とアメリカとの違いを学生視点の分野に絞ったものでしたが、お互いに多文化について好奇心があったこともあり会話が弾みました。
Cultural Activityの時のグループ
再週末には友達の紹介で、フィンドレー大学教授主催のdinnerに参加させて頂きました。大人が6名ほど、学生が8名ほどの小さいものですが、初めて会う人ばかりだったので参加して良かったと思います。しかし、初めはフィンドレー内だと思っていた会場が出発する20分前にトレド(車で片道45分程)だと知った時には驚きました。
また、今月から今年交換留学のプログラムで酪農学園大学に来るPre-Vetの学生に日本の事について教える講座をする事になりました。第1回を今月の最終週に行い、その時は簡単な日本語を教えました。「宜しくお願いします」や北海道の方言等説明が難しいものもあり、大変なことはありましたが、他国の同世代に自分の文化を説明する機会としてはこれ以上にないほど良い場でした。
このsemesterはexchange programの関係で酪農学園大学とフィンドレー大学の交流が強くなるかと思います。お互いのパイプ役になれるように微力ながら支援できるよう励みます。