
掲載日:2015.06.25
2015年度「おたる水族館体験講座」を開催
2015年6月7日(日)午前10時から、おたる水族館において酪農学園大学市民公開講座「おたる水族館体験講座」を開催し、本学学生、教職員含め13名の参加があり、無事終了することができました。
午前中は、本学獣医保健看護学類郡山尚紀准教授(動物行動学ユニット)により、「イルカ・トド・オタリア・セイウチと話そう!」というテーマで講義が行われました。郡山先生は「どのような動物が海に住んでいて、どのような役割をしているか知るための場所が水族館であり、動物たちの住む場所は人の住む場所と繋がっていて、地球全体のことを考えないと自分たちの未来もありません」と話され、海を知ることによって未来を考えていくことの重要性を説明されました。最近話題になったイルカ漁のこと、海で起きている様々な問題を解説し、写真や動画を使い、海の動物たちの生態を説明されました。
午後からは屋外の海獣公園を中心に、おたる水族館海獣飼育課長角川獣医師(本学獣医学部卒業生)をはじめ海獣飼育課職員の方々による、トドのえさやり体験とジャンプ台体験の指導、イルカの訓練方法や健康チェックの方法の指導を受けることができました。水槽施設の裏側や研究施設についても見学させていただき、参加者の皆さんは、貴重な体験をすることができ、大変満足した様子で水族館を楽しみ、帰路につかれました。