風が秋の匂いと寒さを感じさせるころとなりました。朝晩は半袖だと寒いと感じる今日この頃です。さて、8月に入ってからアルバータ大に短期留学の日本人が300人程やってきました。私のクラスにも十数名の日本人がやってきて、7月の間一緒に学んでいたメンバーの半数とはクラスが分かれてしまいました。しかし何かのプライドが出たのか「日本人には負けてられない」と7月より積極的に発言することが多かったです。最終テストの成績はそこそこでしたが最終プレゼンはほぼ満点をもらいました。プレゼンのパートナーにも感謝です。あとこれから英語圏に短期留学に来られる方に少し提案なのですが、短い間ですし、日本人とも英語で会話することをお勧めします。理由はそのほうが日本以外の友達の輪を広げやすいからです。凄く思うのですが、こちらにいて自分の母国語しか喋らない人のところには他国の人はあまり寄ってきません。何言ってるかわからないし、居づらいのです。8月は多くの短期留学の日本人が来ましたが、流石に教室内でまで日本語を使われるのはちょっとな…と思いました。日本籍以外のクラスメートが休憩に入ると皆廊下に出てしまったのは多分気まずいからかなと思います。私にも経験があるので。だから私も休憩時間は廊下にずっといました。英語を学んでいる同士、何も恥じることは無いと開き直ったおかげかもしれません。廊下でしょうもない話をいっぱいして、凄く楽しかったです。タームの終わりには仲良かった子達も帰国してしまい凄く寂しくなりました。また会うことを約束してのさよならを経験しました。まだこちらに残る友達からは夜いきなりカラオケに誘われたり飲みに行かないかと言われたりなかなか面白いお付き合いをさせていただいてます。本当に面白い人たちとここで出会えたなと思います!
前のクラスのクラスメート達(一部)何だかんだで仲良しでした!
さて学期休暇は5日間アラスカに行ってきました。高校生の頃からの夢である「カトマイ国立公園を訪ねる」を叶えてきました。この公園は世界でも最大のグリズリーベアの保護区であり、費用は驚くほど高いのですが時期を間違えなければ間近でクマが見られ、その分の価値は十分にある場所です。日本の制度と違う点をありありと見せ付けられ、また観光客のマナーの違いすらもひしひしと感じました。丁度ルーマニアでの悲惨な事件があった直後でしたので親にも友人にも相当心配されましたが、無事何事も無く帰ってきました。アラスカの現地民も観光客も何だか大らかでとても素敵な場所でした!またいつかカトマイを訪れようと思います。
アラスカ・アンカレジのクック入り江にて。雨の予報だったのに物凄く綺麗な快晴でした!
アラスカ・カトマイ国立公園にて。沢山のクマが見れました!
カトマイ行きの水上飛行機です。私が着用してるジャケットはなんと非売品!
アクシデントがあって、それのお詫びにとカトマイエアーのスタッフさんから頂きました。アクシデントもたまにはいいものです(笑)
今は9月に入りましたので、私は今大学の正規授業を受講しています。クラスはアニマルサイエンスで、クラスメートの多くはカナディアンですが国籍数で見ると10カ国程あり、とても多国籍なクラスです。獣医を目指す人たちが多いので質問や意見、インターネット上のディスカッションがとても活気があります。リスニングがまだ良くないので毎日予習復習は欠かさないようにしています。あと英語を喋る機会が減ったのでこれから様々な団体に所属して喋る機会を自分から増やしていこうと思っています。今凄く気になるのは多くの友達が12月でそれぞれの国に帰国してしまうことで、今までの時間の流れを思うと本当に早く感じます。それほど楽しいと思える生活をここでできて、うまく言えないのですが幸せだと思うのと同時に不安になります。でも頑張らねば、前を向かねばと言い聞かせながら今を過ごしています。
これから日本も寒くなっていくと思いますが皆さんどうぞ体調には気をつけてお過ごしください。それでは失礼します。