北海道・江別市ホルスタインショウ実行委員会(江別市酪農振興協議会・酪農学園大学・
とわの森三愛高校・江別市)主催の平成24年度江別市ホルスタインショウが7月14日、江別市
農村広場で盛大に開催された。
開会式では、三好昇江別市長(佐々木雄二副市長代読)が「江別は酪農の町であり、同時
に安全・安心な“農”と“食”の町である。そうした意味でホルスタインショウは重要な取り組みの一つ
だ。酪農は土、草づくりから始まり、美しくて健康な牛づくりを通して安全でおいしい牛乳の生産につ
ながる。本日は皆さんが愛情を持って育てた牛が優秀な成績を収められるように期待している」と出
品者にエールを送った。
引き続き、酪農学園大学の谷山弘行学長が「江別市と本学は地域連携協定を結んでおり、地
域振興のためにお互いに協力しながらさまざまな活動をしている。特に江別市ホルスタインショウは地
域と大学、そして学生が結び付いた実学の教育であり、こうした実社会との取り組みは大学としても
非常に重要視している。今後も、この江別市ホルスタインショウが一層発展し、大学からももっと多く
の学生が参加できるようにしていきたい」とあいさつした。
今回のショウには江別市内の酪農家21戸(学校2校含む)が出品した愛牛約70頭が全12部
に分かれて出場。審査員は北海道足寄町の酪農家・編田尚弘氏が担当した。審査の結果、
グランドチャンピオンには岩田淳一氏のフオーカスト グツド ドラマチツク デル、ジュニアチャンピオン
には(有)小林牧場のローマンヒル ビユーテイー プリピユアが選ばれた。
今年から新設された酪農学園大学学長賞にはジュニアチャンピオンを受賞した(有)小林牧場
に輝き、谷山学長に代わり中辻浩喜大学エクステンションセンター次長から表彰状とカップが手渡された。
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