ネパール出身のゴカルナ・ガウタムさんは、2010年6月より、酪農学園大学付属動物病院動物生殖学ユニットにて2年間の研究生活を過ごし、7月11日に祖国ネパールへ帰国します。
山口大学での学位取得も含め、通算7年を越えた日本での滞在を振り返り、名残惜しそうに酪農学園大学を去って行きました。
ガウタムさんの研究生活をご指導された片桐教授は、「ガウタムさんは、生産現場と実験室、両方からのアプロ―チでの研究をバランスよく実践する姿勢を示してくれたため、学生に対してもよい刺激となった」と話していただきました。
ガウタムさんも酪農学園大学での研究生活がチームワークで行われれているため、酪農学園に来て間もない時から、酪農学園大学の教員・学生と親しくすることができた、と話されました。
研究生活以外でも、随伴した奥様のマンジュさん、長男のアビス君共々、酪農学園大学の国際交流プログラムにも積極的に参加してくれました。白樺祭では、ネパールカレーをふるまったり、2010年7月より開始した外国人研究者・留学生による出身国を紹介するプログラム「World Report」では、第1回目の講師をガウタムさんが心よく引き受けてくれました。
ヒマラヤの美しい山々と文化的な遺産が豊富なことをたくさんのスライドで紹介してくれました。
帰国前日の7月10日にエクステンションセンター国際交流担当次長・蒔田浩平准教授より、記念品(酪農学園ロゴ入りペンとウィンドブレーカー)が贈呈されました。
ガウタムさんからは木彫りの仏像が蒔田次長へ贈呈されました。
ガウタムさんは、ネパール帰国後、来日前に勤務した獣医師育成機関において、若い獣医師の育成指導に従事するそうです。
ネパールあるいは北海道での再会を約束して、お別れしました。
ゴウタムさん、お疲れさまでした。また、お会いしましょう!
お元気で!