社会連携センター地域連携課は10月13日(土)9時30分より、本学フィールド教育研究センターにおいて「園芸学講座」を開催し、14名が参加されました。
今回は「花の見方・楽しみ方 ~秋にユリを咲かせる技術とは~」と題し、本学の森志郎先生(農食環境学群 循環農学類 園芸学研究室)が講義を行いました。講義では球根をもつ植物の種類や特性、ユリの品種ごとに異なる特徴、ユリの栄養吸収を効率的にするための植え方など、さまざまな説明がされました。家庭でのユリ栽培は、球根を乾燥させずに今時期に植えて寒さにあてて水分を十分に与えることが必要であり、同じ鉢で別のユリを育てるには新しい土を用意すると良いとまとめられました。また、講義を行った教室にはユリが置かれ、実物を見ながら学びを深めました。
講座の後半は温室へ移動し、ユリの球根を繁殖する際の手順やユリの球根を間近で見ることができたり、現在行っている研究の内容を学生から説明されるなど充実した講義が行われ「園芸学講座」は終了しました。