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掲載日:2018.10.12

マレーシア・サバ大学留学報告(9月)

農食環境学群 環境共生学類4年 田中 哲

 初めまして。8月下旬からマレーシア・サバ州・コタキナバルにあるサバ大学の語学プログラムに参加している環境共生学類4年の田中哲です。これから1カ月ごとに生活と勉強について報告をしていきますのでよろしくお願いいたします。

 まず皆さんはマレーシアがどんな国なのかご存知でしょうか。マレーシアは多民族国家と呼ばれており、マレーシア人・中国人・インドネシア人やタイ人などが住んでいます。なので、衣食住の文化も多様に存在し、文化が混合したものがあります。例えば、食文化ではマレーシアの人はイスラム教徒の方が多いので、ハラール認定のレストランが多いです。また、マレーシア料理と中華料理が混合した料理もあります。気候は乾季と雨期だけであり、日本とは異なり春夏秋冬がありません。30℃近い気温しかし、毎日のようにスコールが起きるのでじめじめしています。現在私が生活しているボルネオ島は自然がたくさん存在するので日本では見ることができないたくさんの鳥・植物・動物を見ることができます。

ビーチで撮った生きものたち


 私が参加しているサバ大学のProgressive English Programme(以後PEP)は今年が初めてのプログラムで、このプログラムは留学生などが英語を学ぶプログラムで私たちは1期生になるのでとても緊張しています。さらに日本人は私1人だけです。私のクラスは国際的でクラスメイトは27人の中国人と1人のタイ人です。スタッフも学生も中国語を使用して会話や大切なことを報告するので、英語を勉強しに来たのに中国語の勉強をしなければならない感覚になります。授業はListening & Speaking、Grammar、Reading、Writing があり、それぞれ先生が異なります。さらに、プログラムにはLEVELが3つあります。このLEVELはクラス分けではなく、日常会話から学術的な会話をできるようになることを示しています。授業はすべて英語で毎回の授業で文法、新しい単語や瞬時に会話を組み立てることができるかなど英語を体にしみこませる毎日です。宿題は授業中に終わらせ睡眠時間を十分にとるようになっていますが、授業中に終わる量ではありません。私はホテルに帰ったら、宿題をしています。授業内容は、Grammar:英語の一番大切な基礎を勉強しています。Listening & Speaking:presentationを中心とした日常会話を勉強しています。Reading:教科書や小説を読んで内容を要約してpresentationをしています。英語の小説を読むことなど日本ではなかったので大変でしたが初めて英語の小説を読み切りました。Writingでは、先生から出された題材を元にTopic Sentence, Supporting Sentence, Concluding Sentenceを作り1つの文章を作ることをしています。私は毎回のように先生にspelling missを指摘されて苦労しています。稀ですが土曜日に学外実習が入ります。内容はショッピングモールなどに行き、トレジャーハントや商品が提供されるまでのHow toやprocessを作文する実習でとても楽しいです実習ですが時間内に作文をしないといけないでのグループメンバーと議論が白熱することもあります。今はLEVEL1が終了間際でテストの嵐で苦しんでいます。


PEPが使っている校舎

PEPのクラスメイト


 ちなみに体調と精神管理はとても大切です。クラスメイトにはホームシックになってしまい、授業を休む人も出てきていますが、まだ、私はホームシックにはなっていません。なぜなら、マレーシアはWi-Fiなどのネット環境は整っているので、LINEやFacebookを使って家族や友達と話しています。また、国際交流サークルに所属しておりマレーシアの友達が留学に来た時に北海道を案内していたのでマレーシアには友達がいたことや海外実習でマレーシアにも一度来ていたので、マレーシアの環境が自分の体に合うかを知っていたので少しは安心でした。

 土曜日と日曜日は休みなので、外出をすることにしています。なぜならホテルにいても英会話を使い続けている状態を作りたいからです。英語を勉強することに加えマレーシア語、マレーシア料理や自然などを勉強するためにも外出しています。遊ぶ場所は、ショッピングモールやサピ島などです。ボルネオ島は自然が豊富でGrabを使えばすぐに自然に触れることができます。ですが、時間がなく行けていないのでテストが終わり、時間ができたら行きたいと思います。

 写真が少ないので休みに食べた料理を紹介します。今回紹介するのは、私が好きな料理Best 10に入るバクテー(肉骨茶)を紹介します。バクテーは豚肉と漢方などを煮込んだ薬膳料理です。バクテーはマレーシアがイギリスの植民地であったため、滋養強壮のために作られた料理です。私はこの料理を酪農学園大学に留学で来ていた学生に作ってもらい好きになりました。バクテーはマレーシアではスーパーなどで簡単に料理の素を購入することができます。私はバクテーをご褒美として食べています。なので、マレーシアに来てから1回しか食べていません。

ご褒美のバクテー



 今後も報告をしていくのでよろしくお願いします。


酪農学園大学社会連携センター(2018.10.12)|お知らせ, 体験談, 全件, 国際交流, 大学HP更新用, 現地レポート(留学)

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