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掲載日:2017.08.09

2017年度「たのしい理科実験講座II」を開催

エクステンションセンター生涯学習課主催の「たのしい理科実験講座II」が、7月29日(土)に、B4号館生物学実験室及び化学実験室で開催されました。受講者は、小学生を中心に幅広い年齢層の方々53名の参加がありました。

 

講義1は、獣医学群獣医学類岩野英知教授(獣医生化学ユニット)が、「体のしくみを知ろう」をテーマに講義、実習を行いました。岩野先生は、初めに獣医師の仕事について、動物の病気を治して目の前の命を救うこと、病気の原因を研究してたくさんの命を救うことの大きく2つの役割があることを説明。その後、体を構成している細胞、特に細胞の設計図であるDNAについて解説を行い、さらに動物の大きな骨や心臓などの標本を使って、骨や筋肉の動き方を説明しました。また、参加者は顕微鏡を使い、マウスの肺、肝臓、精巣の細胞を観察し、臓器の違いによる細胞の違いを学びました。最後に先生は、DNAという設計図が変化することによる進化や病気、体の異常の例を示し、講義は終了しました。
講義2は、教職センター玉利和弘教授(学校経営論研究室)が、「アッと驚く身近な化学実験」をテーマに講義、実験を行いました。玉利先生は、「身近な野菜や草花、日用品で化学反応を楽しもう」と話され、4つの実験を行いました。実験1では、様々な野菜や草花から、家庭にある消毒用アルコールを使って、色素を取り出す実験を行いました。実験2では、実験1で抽出した色素液に電流を流し、電気分解を行いました。実験3では、実験1で抽出した色素液に指示薬を滴下し、その色の変化によって液性を推定する実験を行いました。実験4では、色素抽出に用いた消毒用アルコールの引火性、燃焼性という機能を利用して、コップを飛ばすアルコールロケットの実験に挑戦しました。大人も子供も最後まで楽しそうに実験に参加し、科学の不思議に触れていました。

 
 
 

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