
掲載日:2017.07.24
2017年度「たのしい理科実験講座I」を開催
エクステンションセンター生涯学習課主催の「たのしい理科実験講座I」が、7月15日(土)、B4号館地学実験室で開催されました。受講者は、小学生を中心に4歳から80歳代までの幅広い年齢層の方々30名でした。
今回の講座を担当された農食環境学群環境共生学類の馬場賢治准教授(環境気象学研究室)は、「工作実験を通して光について考えよう」をテーマに、実験も取り入れた講義を行いました。
初めの講義では、光は携帯電話や電子レンジなどで用いられる電磁波であることを説明し、波長の長さによって色が違うことを解説しました。その後、三角プリズムを用いて光を分解し、光は虹と同じ色で構成されていることを証明しました。
その後、馬場先生の研究室に所属する2名の学生さんもお手伝いとして加わり、工作実験に取り掛かり、「光の万華鏡」と「ベンハムのコマ」を作成しました。光の万華鏡づくりでは、作成に苦労する受講者もいましたが、何とか全員作り上げ、七色に輝く光の造形を楽しみました。また、ベンハムのコマづくりでは、白と黒で描かれたベンハム模様の紙からコマやぶんぶんゴマを作成しました。出来上がったコマを回してみると、白と黒の2色で描かれた柄が、青や緑など色がついて見え、受講者たちは科学の不思議にについて身をもって体験しました。