エクステンションセンター生涯学習課は、2016年7月16日(土)午前9時30分から、ガーデ
ニング講座IIIを本学フィールド教育研究センター実習棟実験実習室1と実験圃場にて開催しました。
受講者は29名でした。
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今回は講師の長谷川豊先生が、「適期作業で栽培期間を長く楽しむ~栽培管理(整枝剪定が作物に与
える影響)、生育と追肥の関係~」をテーマに、講義と実習を行いました。
「今年は春先から気温が上がらず、ハウス栽培でも1週間から10日前後の生育の遅れが出ています。
寒さや日照不足による生育不良が出ている場合は、液肥による追肥をこまめに行うことにより回復し
ます」と追肥による栽培管理の重要性を、まず話されました。その後も、トマトやキュウリを例に花
の剪定の時期、生育時期による追肥の種類や方法、わき芽の取り方などの花壇や家庭農園における栽
培管理の注意点を説明されました。
その後、実際に作物が育っている実験圃場に移動し、長谷川先生は実際に整枝・剪定を行いながら、
作物が病気にならないためのハサミの入れ方などの栽培管理の注意点を実演され、受講者の質問に答
えていきました。
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最後に、「冬の間に土壌の中の微生物に活躍してもらうために、秋に堆肥を入れるなど、土づくりを
しっかり行いましょう」とまとめられ、講座は終了しました。受講者は、熱心に取り続けたメモと長
谷川先生が用意してきた有機液肥を抱え、笑顔で大学を後にしました。
今回のガーデニング講座IIIをもって、今年度のガーデニング講座は終了となりました。ありがとうご
ざいました。