エクステンションセンター生涯学習課主催の「今日から役立つ食育講座IIメタボリックシンドローム
について-食事からの改善法-」を、9月19日(土)に、本学C1号館101教室で開催しました。
受講者は、50代から80代の年齢層の方々、14名が参加されました。
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はじめに、本講座担当の食と健康学類安川澄子教授(公衆栄養学研究室)は、「メタボリックシンドロ
ーム」について、内臓脂肪型肥満(内臓肥満・腹部肥満)に高血糖・高血圧・脂質異常症のうち2つ以
上を合併した状態のことであると説明されました。さらに、体格の状況(BMI)性別、年齢階級別に
よる肥満者の割合、年次推移、肥満の判定式について解説されました。そして肥満を改善するためには、
食事を整えること、運動により代謝を高めエネルギーを消費すること、睡眠をしっかりとり血流を良く
することが大切であると話されました。
次に、バランスの取れた食事の例として日本型の食事について説明をされました。特に、日本の食文化
にある「旬の食材を食する」ということの意義、日本食の中心となるご飯、昆布、味噌という代表的な
食材の効能を解説されました。さらに、「良く噛む」ことの効果についても触れ、最後に「不足がちに
なる栄養素を摂取していくという優先順位を考えた食事が大事になります」とまとめられ、「今日から
役立つ食育講座II」は終了しました。
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