エクステンションセンター生涯学習課主催の「今日から役立つ食育講座I 薬膳料理講習会~薬膳と栄養
~」が、8月29日(土)、本学C6号館調理実習室で開催され、30代から80代までの幅広い年齢層の
方々32名の参加がありました。
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はじめに、食と健康学類安川澄子教授から、「薬膳」とは、中医学理論「陰陽五行説」に基づき調理さ
れた料理であり、食べ物も薬も同じという考えに基づき、五色(青、赤、黄、白、黒)や五性(熱、温、
平、涼、寒)、五穀(麦、黍(きび)、粟(あわ)、稲、豆)などに留意して、食材の組み合わせ、栄
養素の整った食事を心がけることの大切さについて講義がおこなわれました。
次に、鮭、ちりめん、小松菜、黒ごまを使った「五色ご飯」、「豚肉と木耳(きくらげ)の炒め煮」、
ごぼうの切り方で陰陽をあらわす「陰陽きんぴら」、「トマトと胡瓜のサラダの和え物」、「卵スープ」
の作り方と消化機能の促進やコレステロールの低下作用など、それぞれの食材の効用について説明がさ
れました。
その後、参加者の方々は4名ずつ8テーブルに分かれ、調理を開始。調理のポイントや調理方法などに
ついて、時折、学生のサポートを受けながら、予定時間内に5つの料理が完成しました。各テーブルで
は、自分たちが協力し合って作った料理を談笑しながら味わっていました。
最後に、安川先生は薬膳料理に必要な食材の調達方法など、参加者からの質問に答え、「今日から役立
つ食育講座I 薬膳料理講習会~薬膳と栄養~」は無事終了しました。
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