
掲載日:2012.11.02
札幌グランドホテルとの包括的連携と協力に関する協定を締結
酪農学園大学と札幌グランドホテルとの包括的連携と協力に関する協定書調印式・記者発表が、
10月31日(水)、札幌グランドホテル東館3階玉葉の間で行われ、谷山弘行学長と秋月清二
総支配人が協定書にサインをしました。
札幌グランドホテルとは、昨年11月のレストランフェアにおいて、元野幌農場の肉牛をはじめ、
豚肉や乳製品を食材として使用していただいたことが交流のきっかけとなりました。今年度におい
ても、ホテルスタッフと学生による野菜収穫と食材としての提供、学生に対して接遇・販売研修を
含めた店舗実習の実施、本学収穫感謝祭おける小泉哲也総料理長による食に関するプレゼンテーション
の実施と連携を深めてきました。さらに実習科目での特別講義、昨年に引き続いて元野幌農場の
肉牛を食材としての提供を企画しております。
調印式で谷山学長は「札幌グランドホテル様への食材提供のみならず、学生のスキルアップを目的
とした販売実習、特別講義等を充実させ、生産から消費の現場まで考えられる卒業生を送り出し
たい」と挨拶しました。
また、協定の具体的な内容の説明者として本学農食環境学群堂地修教授は、大学での講義への講師
派遣、店舗実習、食材の提供、レシピ作製、ホテル宿泊客の農場見学、地域イベントにおける食育
活動の6項目について説明されました。
一方、秋月清二総料理長は「安全でクリーンな食材を酪農学園大学様から提供していただくという
ところからさらに一歩踏み出し、互いのノウハウを人材育成や食育に活かし、より大きな視点で北海道
の未来に貢献したい」と挨拶をされました。
今後さらに連携を強化し、北海道の酪農・農業の発展、安心安全な食文化と地域食育活動の推進、
互いの人材育成への協力を約束し、調印式は無事終了しました。