今年度本学の協定機関であるモンゴル・フスタイ国立公園より招聘している研究者、オーガンバヤル・ガンボルド氏(Mr. Uuganbayar Ganbold)が、3ヵ月間の研究期間を終えるにあたり研究成果報告会を行いました。開会にあたり金子正美社会連携センター長から「ガンボルド氏はこれまで長く本学教員や学生のフスタイにおける調査やプロジェクトに協力をいただいており、この場をかりて感謝申し上げたい。」と挨拶がありました。受入教員である環境共生学類星野仏方教授からの紹介に続いて、ガンボルド氏よりフスタイ国立公園の説明、いくつかの動物についての調査データについて発表がありました。特にモンゴルガゼルの増殖とそれに伴う被害、鉄道が敷かれたことによる人為的影響、更にオオカミの行動調査など興味深いデータを示されました。
ガンボルド氏はフスタイ国立公園でこれまで蓄積された貴重なデータを共有してくださり、今後の本学と同公園との研究活動についてもますますの協力と発展をお互い確認し合いました。その後センター長より修了証と記念品の贈呈があり、和やかに報告会を終了しました。